ReviewTips

asciinema

ターミナルでの作業は、ステップごとにコードハイライト効かせて手順書を作ることが多いのですが、手順が長いと結構しんどい作業です。

かといって YouTube で動画撮ってもコピペできるわけじゃないし、script コマンドとかは vim とか tmux の全画面を書き換えるようなコマンドを使うとぶっ壊れで再現できません。

そこでターミナルでの作業を記録、共有してくれるサービス、asciinemaです。まずはdemoをどうぞ

このdemoだけで大体使い方わかっちゃいますね。埋め込みもできて、さらにコピペもできます。すごく使いやすい!

tmux起動して256カラー出して、vim起動して、、いろいろやってもまず記録がおかしくなることはありませんでした

使い方も超簡単 asciinema rec で記録を開始したら、exitするまで記録してくれます。その後、 upload するかローカルに保存するか聞いてきます。uploadする場合はデフォルトは private になってるので URL が流出しない限りまあ大丈夫です。

自分の環境のターミナルで再生もできます。これが地味に便利!

アカウントを作る(メールアドレス入力するだけでパスワードなど不要)と記録したセッション一覧を管理できます。このあたりの仕組みを調べていた方がいたので詳細はそちらをどぞ。

PIB hack のためのネタ帳, etc,,, asciinema

セッションの内容はtextファイルなので、神経質な方は中身をチェックしてから upload してもいいかもしれません。

追記: redmineで asciinema を埋め込めるように Redmine の Plugin の additionals に pull req 送ったら merge してもらえました!

Added asciinema.org macro #70

Tips

CVE-2013-2094 Linux カーネルに権限昇格の脆弱性

Linux Kernelの久しぶりに深刻なバグです

perfが組み込まれている時にローカルユーザーから権限昇格が可能です

既に対策済みのKernelが配布されていますので早めのアップデートをオススメします

下記はCentOS 6.4 kernel-2.6.32-358.6.1.el6.x86_64にて実証コードを実行した場合です

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Technology

XenServerでIntelliCacheを有効にする

XenServer 5.6FP1がリリースされました。

新機能は、、

XenServer 5.6 FP1では、まず、デスクトップ仮想化でのパフォーマンス向上とストレージコストの削減を行える「IntelliCacheテクノロジ」を新たに搭載した。これは、仮想デスクトップ環境におけるディスク書き込みの約8割を占め、パフォーマンス低下やストレージ容量の多大な消費を引き起こす、一時的なデスクトップの読み書きを、ローカルサーバーのHDDや、高速なSSDに移動させる技術で、高価なストレージの必要容量を最小限にとどめられるという。

ほほぉ、、

また、サーバー仮想化において、ネットワークの集中管理や耐障害性向上を実現する「分散仮想スイッチ(DVS:Distributed Virtual Switch)コントローラー」、「オープン仮想スイッチ(Open Virtual Switch)」の両機能が採用された。これらの機能を利用すると、XenServerのネットワーク層の可視化と、データセンター内またはクラウドへの仮想マシン移行を追跡し、きめ細かなネットワークの設定や制御ポリシーを、移動先のサーバーでも従来どおりに提供できるとのこと。

気になったのは、、

このほか、仮想マシンのディスクやメモリを自動スナップショットによって保護し、そのイメージをストレージへアーカイブする機能や、担当者に管理権限を一部委譲できる、新たなWebベースの管理機能などが追加されている。

ほぼ全文クラウドWatchさんの記事からの転載ですw

で、Webベースの管理機能、仮想スイッチ使いたいけれども、この中で無償版で使えるのはIntelliCache機能のみ。

このIntelliCache、FP1でないXenServerから有効化したり、インストール時に

「有効にしますか?後から有効にする事もできます」

と聞いてくるくせにどこから有効化するのかさっぱり。。

で、記録を残しておきます

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